gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

はやぶさとザンボット3

氷川竜介さんのブログエントリ。

(前略)
さて、「人工物や人間が大気圏突入に際して放つ光が、地球からは美しい流れ星に見える」というロマンは、ブラッドベリの「万華鏡」から「サイボーグ009」を経て、「大空魔竜ガイキング」のエンディングや「ふしぎの海のナディア」の最終回などなど、連綿と継承されている一大ロマンですが、JAXA関係者のツイッターに見逃せない発言があると教えていただきました。

「はやぶさ」大気圏突入: 氷川竜介ブログ

このツイートです。

この曲は無敵超人ザンボット3 - WikipediaのED曲で、最終回宇宙での最後の戦いでぎりぎり勝利するものの仲間をみな失った主人公が大気圏再突入で地球に帰還したあとに流れる名曲ですが以下で聴けます。

こうして連綿と受け継がれていくロマンが、アニメというフィクションを越えて現実世界に「奇跡」をもたらしたこと。これは本当に「アニメを好きでい続けて、見続けていて、語り続けていて良かった」と思える瞬間でした。ありがとうございます。

「はやぶさ」大気圏突入: 氷川竜介ブログ

実際このプロジェクトは70ー80年代のアニメ文化がまぎれもなくそのバックボーンにあってプロジェクトを支えていたのだと実感できます。いまでこそ世界的にもメジャーなカルチャーとして認知されているものの、当時はどマイナーなサブカルチャーでしかなかったそのアニメ文化を支えていた当事者のひとりである氷川さんのこのエントリは、当時を知るものにとっては30年を一気にとびこえたような感動を覚えるわけです。

ましてザンボットですからね。氷川さんにとっては感慨も深いことでしょう。
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