gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

大地震・大津波被害に鑑みて旅ブログ更新は休止になりました。

旅ブログ。

(※ロケみつスタッフより)
視聴者のみなさまへ

この度の東北地方太平洋沖地震の被害にあわれた皆様におかれましては、
心よりお見舞い申し上げます。
この災害の影響が大きい現状を考慮いたしまして、
しばらくブログの更新をお休みさせていただくことになりました。
楽しみにしていただいている方には誠に申し訳ございません。
謹んでお知らせいたします。
ブログの再開等、番組の情報は当ブログにて随時告知させていただきます。

ロケみつ|桜 稲垣早希の目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅: 視聴者のみなさまへ

2009年の夏の関西縦断の旅スタートから一日も休むこと無く更新され続けた早希ちゃんの旅ブログ。今回の激甚災害に際して更新を休止することになりました。昨日は四国一周DVD発売記念のロケみつ番組公開収録イベントが京橋花月でありましたが、こころなしか早希ちゃんの表情もいつもより気がかりな感じにも見え、気にはなっておりました。

昨日の旅ブログにもありましたが、みなさんよくご存知のように早希ちゃんは神戸の出身で、95年の阪神淡路大震災で当時小学生だった早希ちゃんも被災しました。小学校の先生や友達が亡くなったらしいというお話も聞きました。早希ちゃんにとっては今回の東北・関東の大地震は全く人事ではないはずです。テレビでは繰り返し繰り返し津波と火災のおそろしい映像が流れていて、下手をすればあの恐ろしい体験が蘇ってくるような、そんな心配もせずにはいられない状況。

私も昨日は最初の地震のときにやたらと長周期での揺れを感じて、めまいか?と思ったほどでしたが、揺れだとわかった瞬間にこれは相当大きい地震が遠くでおこったと直感しました。阪神淡路の震災は私も直接体験して部屋の中がグッチャグチャにひっくり返りましたが、今回のは非常に広範囲にわたって被害が広がっていること、中でもあの大規模な津波による被害が、いったいどこまで広がるのか現時点では見当もつかないほど。原発の緊迫した状況など、時間が経つにつれて少しずつ被害の様子が明らかになりつつあります。現場では救助、消火、復旧等各部門での専門家が生命の危険のある中必死の努力を続けていることとおもいます。今安全なところにいる我々に出来るのはとにかく平静を保つことと見守ることだろうとおもいます。あわてて何かができないかと焦ってみてもこの2,3日のスパンではできることは非常に限られています。

テレビはヘリがとんで被災地の様子を報じています。昨日の大津波による悪夢のような破壊の様子も繰り返し流れています。あれを1日中テレビの前で見続けていたら、普通の想像力のあるひとなら精神的にまいってしまいます。今すぐあれを見続けるのは止めましょう皆さん。痛ましいことが起こっているのは確かですが、必要以上に我々がそれを目に焼き付けても現場の状況は好転しません。

こういうときは精神的な安心をどう保つのかがとても大事です。一つはリーダーによる力強いメッセージ。一つはできるだけ正確な新しい情報。一つはひとと繋がっていること。ひとりでいて情報だけが次々と洪水のように押し寄せると不安だけが膨らんでいきます。これは危険です。できるだけ誰かといっしょにいるか、それが無理なら電話やツイッターなどで話をしていてください。誰かとつながっていれば大丈夫、なんとかなります。それが安心につながります。

何も出来ない自分が情けない、そう自分を追い込んでしまうひとも多いようです。何も出来ないのはあたりまえなんです。我々の社会は非常に複雑でとても一人でカバーしきれません。だからこそ、それぞれに専門技術をもって、分業をすることによって社会をうごかしているのです。いまは災害発生直後であり緊急事態です。こういう事態にどう対処していくかを普段からよく準備して訓練を積んだ人たちがいま活動中です。彼らにまずはまかせましょう。いまの瞬間だけでことは絶対に終わらないのです。このあと数週間、数ヶ月、数年のスパンで、やらねばならない課題が山のようにでてきます。これは現地の人々や初動対応の専門家たちだけでは全く足りません。我々が自分たちのできることを持ち寄って、我慢すべきところを我慢して乗り越えていくほかないのです。そのときにはみなさんの小さな力が必ず生きてきます。我々は乗り越えられます。だからいまは必要以上に不安にならずに、必要以上に自分を苛むことなく、推移を見守りましょう。

余震も多く続いている中、甲信越地方にも別の地震災害が発生しているなど、状況は予断を許しませんが落ち着いてみていきましょう。被害を受けた方々にはお見舞いを申し上げます。一刻も早く安全な状況を迎えられますよう及ばずながら祈っております。