おめでとう。そして3年8ヶ月分の、ありがとう。
こんばんは
またたくさんのコメント頂きましてありがとうございました
実は皆さんにご報告があります
なんと
3年8ヶ月にわたり旅をしてきました
私のブログ旅ですが、
さきほど、めでたくゴール致しました
西日本横断ブログ旅だけでいうと、2年半です。
長かったのかな…
短かったのかな?
私にとったら、ものすごく大事な大事な3年8ヶ月
意味もわからず、スタートしたブログ旅。
芸人になってエヴァの格好で街を歩き回って
泣いたり笑ったり感動したり怒ったり。
今回は本当に終わりなので、
もう私の人生でこんな特別な時間が過ごせることは
もう無いかもしれないけど、
かけがえの無い経験が出来た私は本当に幸せ者です
(中略)
そして
みなさん
長い間応援して頂いてありがとうございました
みなさんのコメントやご好意(原文ママ)は本当に感謝しています
ゴールの模様が放送された時にまたブログを書かせてもらうときに
改めてお礼を言わせてもらいます
私の旅は終わってしまったけど、
ロケみつ|桜 稲垣早希の目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅: 最後の最後の本当に最後の旅でした。
これからロケみつを宜しくお願い致します
早希ちゃん、西日本横断ブログ旅、ゴールおめでとうおおおおっ!!!!
苦闘3年8ヶ月。延長十回死闘の末ついに須見工業を破り(大違……ついに、ついにこの日が来ました来てしまいました。さまざまな感慨が沸き起こっては消えていくのですが、何はさて置いてもまずはこの言葉を。
本当にお疲れ様でした。
この番組企画は、早希ちゃんの成長物語でした。単純にまっすぐ進んできたのではありません。寄り道をしながら、停滞もありました。道を見失って彷徨いもしました。新幹線で一気に目的地に到着したこともありましたし、自転車を何十キロも漕いでフラフラになっても進んだこともありました。ボロボロに泣きながらスタート地点に連れ戻されたこともみんな忘れられない記憶になって残っています。美味しい物をたらふく食べて深夜のテレビ前を垂涎の地獄に突き落としてくれましたね。後期にはすっかり渋ちん化して世の男性諸氏を落胆させてくれた、伝説の入浴シーン・サービスサービス♪も、今となってはいい思い出です。
自らのミスで宿無しのままみすみす資金を失って茫然自失になったこともありました。そのたびに誰かが助けてくれました。世の中そんなに甘くない、そんな世間の常識もなんのその、田舎のおじさん・おばちゃん、地方の高校生、学生さんたち、タクシーの運ちゃん、売店のおばちゃんに旅館のご主人・おかみさんに至るまで、いったい都合何人の人々が旅を支えてくれたでしょうか。
必死で旅をしているうちに、リアルの早希ちゃん自身はすっかり人気者に成長しました。倫ちゃんとのコンビ「桜」の解散もありました。ピンになってのモノマネ・漫談を中心にした単独ライブもチケットは即完売の盛況ぶり、今は亡き京橋花月を支える売れっ子芸人の一人になりました。ロケみつイベントで猛暑の中4000人を動員しての握手会、京橋での番組公開収録もありましたね。
そんな中、番組の中での早希ちゃんはそんな立ち位置の変化に対応してか、(キャラとしての)増長ぶりも目立つようになりました。ネルカードの濫用による親玉との衝突(かどうかしりませんがw)、サイコロ6のあとのカネにあかした豪遊っぷり。番組自体もたんたんと通過ポイントをこなすようになり、画面から初期の緊張感は消えて行きました。私もかなり言いたい放題言い放っていた時期ですが、早希ちゃんや番組スタッフは当然ながらそれくらい百も承知であったことでしょう。どうすれば番組として面白くなるか、プロとして、表に見えないところでの苦悩があったに違いないとは理解しています。それでもいわずにはいられませんでしたが。
西日本ゴール編において、どんなラストドラマが展開されたのか。それは番組の本放送を待つことにしましょう。旅は終わったのですから、旅コメの募集はもうないのです。我々には待つことしかできないのですから。
私は、九州編長崎以降、旅コメをしていませんでした。昨日の昼コメ募集ロケみつ|桜 稲垣早希の目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅: かじかむ…!だがそれでいい!!、後ろ姿の2枚の写真。ピースサイン。「だがそれでいい」。ああ、たぶん最後なのだな、という実感がはっきりとありました。気づいたらコメントをひさしぶりにしていました。実質的なラスト旅コメになることを確信しつつ。
早希ちゃんのアスカコスでの旅は、もちろんエヴァのフィーチャーであるわけですが、今にして思えば、中学生の制服での旅というのは、はじめから必然だったのかもしれません。彼女はいつでも学んでいるのです。成長もしていきます。失敗もするし、してやったりの大成功もあります。つらいこと、泣いて折れてしまうこともあるし、満面の笑みを讃えての喜びもあります。その姿は永遠の成長の象徴なのでしょう。人は前に進もうと努力する姿に感動を覚えます。たとえ仕組まれたルールでも、その枠のなかで精一杯頑張る姿が、みんなの共感を呼ぶのですね。仕組まれた子供、セカンド・チルドレン。
本当によくできた番組でした。毎週毎週ブツブツと文句をいいながらとても楽しませてもらいました。ブログでもツッコミエントリをたくさん書かせてもらいました。こんなにはまり込んだ番組もありません。そんな楽しみも、3月で終わってしまうのは、あれほどにとっとと早く終われ!と叫び続けてきたにもかかわらず、残念な気持ちも少しはあるのです。でもどの番組も、終わるのが当然なのです。終わらない夏はない。秋が来て、冬が来て、すべてのものが散ってしまっても、また新しい春がくるのです。同じものは二度と繰り返しません。新しい始まりを期待して、終わりを見届けたいとおもいます。
3年8ヶ月分の、ありがとう。