gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

やまぐっちゃん、いいね!旅立ち2府4県コーナー終了お疲れ様でした。

今日は昼からフォーゼとゴーバスの映画を見に行くので、いつものように土曜の午前をみしらん見つつまったりとすごすということができず、かまいたちの工場見学ロケコーナーであるみしらんQまで見たと、出る準備をしてた関係で、ぐっさん出演のいいね!旅だち2府4県のコーナーをじっくりみることができませんでした。

今日は京都市左京区で京大あたりにいくとわかっていたので、まあ流しでみておけばいいか、とおもって、最後の生中継(いつもどおりならば来週放送のためのロケ現地から生中継が入る)を見ようとテレビ前に陣取ったところが、ますだおかだの岡田さんから衝撃の一言が!


岡「ということなんですが、このコーナー、今日で一旦終了!ということで、次回からは新企画が始まりますのでお楽しみに!」

なんですと!!!!

これは寝耳に水でした。水曜どうでしょうですら、「212市町村の旅」はたった2回で打ち切りになったというほど、市町村めぐり番組は鬼門だったわけですが、案の定といいましょうか。

たしかにこのところ不穏な空気はありました。この番組コーナーについてはこのブログでもエントリを上げて応援してまいりましたが、
朝日放送:見知らぬ関西新発見!みしらんは注目だ。 - gavangavanの日記
6/9のみしらんは岸和田でロケだそうで。 - gavangavanの日記
このエントリが検索に引っかかって訪問されるヒット数をgoogle analyticsで勘定するとその人気動向がある程度読めたりするのです。毎週土曜10時になると上記の2つのみしらんエントリへのヒット数が明らかに上昇し、他の最近書いたエントリたちを押しのけてトップに踊り出る傾向が非常に顕著でした。6月までは。

6月下旬ころでしたか、このコーナーの構成が変わりました。それまでぐっさんによる田舎の旅という面が大事にされていて、電動バイクにのって行く先々で地元の人々と交流する中でいいねの情報を集めて次を訪問していく、その途中で数々の体験をしていくぐっさんの成長物語にも似た番組企画は、先輩格のロケみつブログ旅を彷彿とさせるもので、ぐっさんのとても人なつっこい性格も相まって人気を獲得しているのだ、と私はエントリアクセスの様子をみて判断していました。

ところがこのコーナー構成が突然かわり、駅前など人のあつまるところで一気にいいねの情報をあつめ、訪れた順番とは関係なく、よくわからないランキング順位がついて、5つの話題について順番に紹介していくという、いかにもありがちなタウン情報番組、グルメリポートのような構成になってしまったのです。人が集まるところでないとこの手法は使えませんから、勢い都心部のロケが多くなり、京都、大阪、神戸、尼崎など、なにもぐっさんでなくても普通に紹介できそうなあたりさわりのないタイアップ情報コーナーと化してしまいました。

これは正直いって明らかに誤った方向転換だったと思います。コーナー頭のぐっさんの紹介シーンをみても明確なように、このコーナーはやまぐっちゃんというキャラクターを中心に据えたコーナーであって、この明るいキャラが田舎のあまり知られていない町を訪問して、その町の隠れたいいねを探しつつも、人々との触れ合いを通して成長していくというような、ストーリーを重視した連続ものとしての位置づけだったはずなのです。だからこそロケみつウォッチャーの私は注目もしたし、お茶の間にはぴったりだと思われるぐっさんの底抜けに明るいキャラが生きるこのコーナーは願ってもないチャンスだという思いから、エントリをあげて応援してきました。それもこれも、ぐっさんという女の子を軸とした続き物としてのコーナーを推していたのです。ぐっさんがいろいろと苦労したり失敗したり、でも誰かに助けてもらったり、そういうところを見て視聴者は感情移入して次も見ようと思うのですから。

実際この路線で進んでいた6月頭まではエントリアクセスも伸びていましたし、検索でもみしらんそのものは、ライバルのMBSせやねんに匹敵するところまできていました。そこにきてなぜこのような路線変更がかかってしまったのか。

一つにはロケの手間の大きさがあるのかもしれません。以前のやり方だとロケには週末土日月と3日かかっていました。当初は最初の日に都合が合わなくてもアポをとって翌日にいくとかができますからね。実際この3日間の通しロケのお陰で旅してる感がほどよく画面からにじみ出ていて、たんに1コーナーの取材、というフレームの外に視聴者を押しやるようなものが希薄にできたと思います。ぐっさんにしても、はじめから取材先がきまっているわけでないため、ぐっさんの主観とか失敗とかもフィーチャーされることが多く、一人の女の子の実体験ドキュメンタリーとしての側面も強調されていたわけです。まさに旅する女の子の番組は鉄板である法則です。

しかし、この取材の手間は想像以上のものがあるとおもいます。取材をはじめてみないとなにがあるかわからず、いってみたら肩透かしということも当然あったはずです。そのなかから30分の尺に収めるだけの内容をつくっていなければいけないとなれば、ディレクターの苦労も並大抵ではないでしょう。なにせブログ旅と違って同じところにずっといるわけにはいかず、3日で勝負をつけないといけないのです。

ぐっさんのスケジュールへの影響も大きいものがありました。つぼみのイベントは土日に集中しています。実際4月以降多くのイベントがありましたが、ぐっさんは参加できず、もしくはVだけ出演、最後のコーナーだけ出演、というのもありました。どっちをとるかといえばそれはテレビをとるほうがいいとおもいますが、両立できるに越したことがないわけで。Facebookのページには、3日間ずっと写真のアップロードは続いていましたが、実際3日ともロケしていたのかどうかはわかりません。省力化はしていたのではないでしょうか。

そのあたりを勘案してロケは都心部を中心とするようになり、3日間が時間順で推移していく旅構成だったコーナーはランキング制になって5つのいいねを中心に紹介するというありふれた情報番組となってしまいました。こうなると、旅をしているのがぐっさんである必然性はほとんどなくなってきてしまい、よほど押しの強いキャラがこないかぎり画面的に映えませんから、これでもかというように赤井さん、あいはらさん、シャンプーハットのお二人、八光さん、兵動さん、パイセン、おかださん、とよしもと大阪芸人が先輩仮面ライダーの共演バリに毎週登場するようになり、ますます主役たるぐっさんの絵が薄くなる結果を生みます。そもそもの企画の軸をぼかすような演出をすれば屋台骨が傾くのは当然なのです。

このランキング形式を導入したあと(6/16 OA岸和田市分から)、人気を測るセンサーとしてのエントリアクセス数を見ていると、7月頭までは順調でしたがその後急激に下降しだしました。視聴率や分計の情報は手元にとれていないので正確なところはわかりませんが、みしらんQのあと後半になっての分計が下がるような状態だったのかもしれません。

facebook連動も200くらいのいいね!を集める写真もあったのですが、それ以上の伸びは出ず、思ったようにはムーブメントに繋がらなかったようです。実名でのいいねになるので、そのあたりも簡単に押せないというところもあったかもしれません。ツイッターよりもfacebookはアカウントは持っていてもそれほど使い込んでいる人が多くないような印象も、私の身の回りではあります。

とにもかくにも、一旦終わってしまったわけですが、ぐっさん大変お疲れ様でした。こうなってみると、あの画面を凍りつかせる一発ギャグももう見れないのかとおもうと残念であります←。4ヶ月ほどでしたが、土曜日のお茶の間にぐっさんの元気な明るい笑顔が届けられたことは間違いなくプラスだったとおもいます。予告はなされていないので、来週以降なにかしらのコーナーで出演があるのかないのかよくわからない状態ですが(普通に考えれば新企画なら新メンバーを起用するだろう)、これが呼び水になってまた番組レギュラーがとれたらよいなと思います。そのときにはまた注目しておっかけていくことにしましょう。