gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

イブやすらかに。

f:id:gavangavan:20140909220815j:plain:w300,right今日、私が中学の時に拾ってきて16年間飼ってた犬のイヴが亡くなりました。
獣医さん曰く、寿命だったみたいです。
私が実家に帰ってイヴに会うたびに
どんどん歳とってくのを感じてました。
食が細くなってって
足腰も弱くなってって
目も白内障で白くなってって
いつ悲しいお知らせが親からくるだろうって
思ってました。

(中略)

イヴが生まれ変わったらもし犬でも今度は捨てられなかったらいいな。
イヴお疲れ様でした。
ゆっくり眠ってね。

イヴ - 桜 稲垣早希のブログナイフ - Yahoo!ブログ

子供が生まれたら犬を飼え、のテンプレツイートはBBSの昔から人口に膾炙してきたわけですが、それはおそらく正しいのでしょう。いろいろな環境の制約で必ずしもいきものを飼うことが叶わない場合もあるわけで、うちにも長生きする生き物はいない(私が小さいときに鶏と犬がいましたが)のですけれども、犬や猫を飼っている友人は多く、家に遊びに行ったり旅行にいったときに触れ合うこともあり、情も移るわけですけれども、家族ともなれば思いの深さは一層でしょう。たぶん言葉が使えないゆえの情のモードがたしかに存在する気がします。

人間は多くの生き物に比べてかなり長寿ですから、生き物とつきあえばこれはもう避けがたいシーンでもあるし、それゆえに犬を飼えという示唆なのでしょうが、ことに犬と触れ合う瞬間はなにか今と過去と未来とをないまぜにして体験しているようなそんな錯覚にもとらわれて不思議な気分になります。

彼女にとっては今年はいろんな意味で区切りの年となるのだな、そういう象徴的なできごとであるかもしれません。

どうぞやすらかに。