gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

笑わず芝居王決定戦いってきたよ。


笑わず芝居王決定戦ありがとうございました!!

難しかったけどめちゃくちゃ楽しかったです。

普段全く表情を変えない西澤さんと川原さんがたじたじなのが面白かったな。

またやりたいな。

雨の中気をつけてお帰りなすってくんろ!

桜 稲垣早希のブログナイフ: 誠の子!!

ということで、今日は無限大ホール大阪で「天竺鼠・桜 稲垣早希の笑わず芝居王決定戦」がありましたのでいってきました。

このイベント、一体に何をやるのか事前にはよーわかっておりませんで、私もどうなるんだろとおもっていました。天竺鼠といえば水曜チャッターMCですが、なにせこの二人、とくに川原さんのフリーダムっぷりは定評がありw、いったいどういう流れになるのか予想ができなかったからです。

イベントの構成

実際、どういう内容だったかといえば。

  • 2部構成
  • 各部は以下で構成される
    • 配役の紹介・役柄説明
    • 大まかなストーリーの紹介
    • 台本配布、読み合わせ
    • 台本返却して実演スタート
    • 感想戦
    • 一番笑った演者の発表
    • バツゲーム

という感じでした。つまり、登場芸人さんはみなその場で配役とシナリオを教えられます。さらに読み合わせの段階で、観客はシナリオ上の仕掛けを全部暴露されますので、どこが笑うポイントかを先に周知されてしまうというどんだけMプレイなのか、というノリなのです。場合によっては読み合わせの時点で客はすでに一発笑ってしまっているので、本番ではそこをはずすか、あえてかぶせてくるか考えないといけないわけですね。

といってもシナリオをそのままランスルーしてしまうだけだと広がりがないので、シナリオ自体には歯抜けがあります。つまり「〇〇」というなど、演者が自由にアレンジするように指示がある箇所がいくつもあります。ここでどういうボケを放りこんでくるかは演者にまかされているわけです。

実演が終わったら、いろいろと台詞や段取り飛ばしてしまったところとか、さまざまなボケ・ツッコミについての感想戦をやっていきます。これ自体が芝居そのものを題材にしたイジリなのでこれも観客と演者の間の共通知識の上に笑いが成立している世界で、なかなかに面白い感じです。

結構台詞も飛びますし、段取りもとんでしまい、全員が一人のアクションをまだか、まだか、と緊張の中待つ、というテンションかかるシーンが多かったのですが、瀬下さんがあとから振り返っていたように、観客側のほうが案外段取りをおぼえていて、そこは違う違う、とか、これをやれ、という指示をジェスチャで飛ばしたりとw、後半では舞台上の芸人さん側も段取りの確認を観客席をちらりちらりとみてやってたという、豈図らんや観客とのコラボまで実現するというww、謎のお芝居となりましたw。

最後のバツゲームとはなんなのか、というと、あまりにアドリブやら台詞飛ばしやらが連発して舞台上の演者同士でも爆笑になる危険があることからw、あくまでも真剣芝居にするために(嘘つけw)、演じている最中にもっとも自ら笑ってしまった演者には最後にイタイバツゲームをやらせると、こういうことになっていました。舞台袖でも笑ったらカウントされるんだそうです。カウントは観客がするんじゃなくてスタッフさんがやってるみたいなのでまあ誰が選ばれるかはその匙加減次第…。

第1部 SO・TSU・GYO・U

卒業式のシチュエーション。そのまんまのタイトルというかねw。出てきた時点で天竺の二人は詰襟学生服だし、早希ちゃんはセーラーですよ!!!。といってもサキプラスのときのような明るい今風の感じではなく、昭和のセーラーww。完全にイメクラですこれわ。27歳にはきつい←。

3人の他の出演者は、GAG少年楽団の宮戸、坂本、尼神インター・誠子。この誠子が…。鬱陶しいwww。早希ちゃんと同じくセーラーを来てるわけですが、体型的な問題もありw、なにかと両者比較されていじられる始末w.兎にも角にも、ヨゴレはすべて彼女がもっていってくれましたw

ストーリーとしては高校の卒業式のシーンから始まり、最後のホームルームで宮戸先生のいい話(このいい話もアドリブしないといけなかったw)のあと、卒業生である瀬下さんから、実は結婚する宣言が飛び出し。その相手が尼神・誠子で、しかも妊娠中という、エグイ展開。

瀬下さんが、パパになるんだ、という告白をしたあとで、早希ちゃんが「男なの?女なの?」と聞く台詞があるのですが、本番では早希ちゃんは「結婚するんだ」という宣言の直後にフライングしてこの台詞をつっこんでしまいましたw。これをうけての


宮戸「結婚するんだから女にきまってるだろ!!

wwww。この処理はすばらしいww。宮戸さんは長台詞多かったですがほぼきちんとこなし、かつ早希ちゃんのせいで前後がおかしくなった流れをきちんと修正してもとに戻しましたw。

それにしても今回最大の衝撃シーンはこれでしょう。


早希「男の子なの?女の子なの?」
誠子「……女の子!」

スカートめくりwwwみずから前をめくってパン見せwww
いらんわっ!!

舞台側に向かって見せてましたので、我々観客側は見ないですんだわけですがw、演者側はみな目の当たりにすることになり、みな引いてましたw。誠子殊勲賞かもしれませんw。

早希ちゃんは卒業式で名前よばれてたのに、宮戸先生のせいで「五教科合わせて23点のため」卒業できないことになっていました(シナリオ時点で矛盾していたww)。


早希「そこまでひどくないわっ!!

www。いや結構リアルな数値かと思ったんですが私は←。

第2部 事故ドラマ「キィーッ、ドカーン!」

第2部は天竺と早希ちゃんだけが残って共演者入れ替えとなりました。代わって登場は、GAGの福井さん、ダイアン・西澤さん、アインシュタイン・稲田さん。私は稲田さんははじめてみましたが(2代目スパロウ、2代目カッパの河井ゆずるさんの相方ですね)、顔の造型がすごいwww。アゴのせいで、顔面三日月www。西澤さんもおもわず突っ込まざるをえないほど。凄いキャラです。

こちらのストーリーは、西澤さんが自転車走行中(バイク乗りという設定なのになぜか自転車ww)、福井さん運転の車(のちに西澤さんのアドリブによってオープン仕様の日産ビートwになりました)にはねられて病院に担ぎ込まれる。西澤さんの父親役の瀬下さん、お笑いコンビの相方川原さん、彼女役ww稲田さんが待合室に集まってきて寸劇がありますが、なんと手術の執刀医が早希ちゃん。グリーンの手術着、帽子にシルバーフレームのメガネ!!!これが結構いける!あのカッコの写メを是非ブログナイフにあげてほしいもんですが、セーラーもだしてません>卑怯者!!ww

早希ちゃんは複雑骨折だの圧迫骨折だのとややこしい台詞が多く、これは絶対飛ぶな、とおもったらやっぱりでww、肋骨の疲労骨折がどっかにいきましたな。つか疲労骨折が先にでてきて肋骨が飛んだんだったか。しかし医者なのにどうも口調が甘ったるくw


早希「血がとまらないの〜」

あんたが止めるんだろww。つか読み合わせのときにまたやらかしましたからね。

早希「……と・けつ?」
川原「…止血ちゃうん?!

吐血するなっ!!wwww

あながち23点も間違いではない気がしてくる…。

怖かったのは、残念ながら西澤さん手術の甲斐なく亡くなってしまったあと、みなが泣き崩れるなか早希ちゃんが全く関係ないことをいって泣く、というシナリオ指示に対して。


早希「私、歯医者ーー!!
他全員「!!!!
早希「血がとまらないのーっ!

手術するなっ!!!wwww

こういう完全ズレのボケはこの人天才的でありますw。

最後、死んでしまった西澤さんが三角頭巾状態で幽霊となって登場、その場の全員をdisって呪いをかけていきますがw、早希ちゃんに対しては、ろくに対処もせんと手術室の壁で手冷やしてとかwいってdisったあと、ウラでいろいろと聞いてることをいう、というシナリオ指示に対して、こうですw。


西澤「あのー、後輩の子ーが自分のモノマネしてるの、呼び出して『私のモノマネとかー、あんましやらないでほしーんだけどっ』とかいってるらしいやん。自分モノマネばっかりやん!

おいおいwww。これはマジなのかアドリブなのかw。早希ちゃんは全否定ですがw。後輩ってつぼみしか考えられませんけど(ガリは先輩ですから)真実はどうなのか?←。

まとめ

結局バツゲームは第1部は瀬下さん、第2部は川原さんが、それぞれいちばん舞台上で笑ってしまってたということでバツゲームとなりました。瀬下さんは、一発芸を3つ連発でw,川原さんはおなじく4連発でw、というもので最初かなり寒かったですw。川原さんはそこそこおもしろかったですけど。

天竺鼠フィーチャー、ということでこういう結果は予想されたことなのかもしれませんが(実際第2部もゲラはまちがいなく瀬下さんだったw)、希望としてはどうせなら早希ちゃんにバツゲームやらせたかったですね。実際瀬下さんが最初にいじってたごとく、見に来てた層の多くがさくラー関連w。もしバツゲームになってれば久々の稲垣ロボのようなムチャぶりテイストだっただけに、惜しいことをしました。次回があるなら是非早希ちゃんを血祭りに餌食に(あれ?おなじかw)してもらいたいものです。