gavangavanの日記

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単独ネタイヴェント新劇場版:弐千秋楽!:京橋レポならびに名古屋感想など。

京橋、広島、名古屋とつづいてきた早希ちゃん単独イベント「ネタイヴェント新劇場版・弐」も今日の品川で千秋楽とあいなりました。まずは早希ちゃんならびに各地でのゲスト芸人の方々、イベントスタッフの皆様、そして観客のみなさま、大変お疲れさまでした。

内容に関しては賛否いろいろ、というか、私も含めましてかなりの意見が飛び交っております。ゲストコーナー以外は必然的にピンネタ押しということもあり、少しつらかったのは確かだと思います。このあたり、次回単独がいつになるかわかりませんが、芸人・桜 稲垣早希の今後の有り方にかんしてかなり重要な転機に差し掛かっていると個人的には思っておりますので、暫くは単独をひかえていろいろなことを模索していくことになるのではないでしょうか。それについては最後にまた語りたいとおもいます。

では公演内容について、基本京橋版で、ときどき名古屋版を差し込んで書いていきます。
ただし!。名古屋ゲストの天津・向さんとのゲストトークはほとんどおぼえていませんw
おもしろかったのは確かですが、キャベツネタ以外はなんか飛んじまいました。なので、詳細は別の方の記事を是非御覧ください。

セットリスト前半(京橋版・名古屋版)

2ちゃんねるにあったリストをもとにちょっと感想を書いてみたいとおもいます。

1. オープニング

(全体的に長丁場になる、たぶん3時間くらいでケリをつける)
どの会場でもいってたとおもいますが、名古屋では


早希「近っ

でしたw。ほんとにめっちゃ近かったんですよ。前から2列目中央でしたので、早希ちゃんまでほぼ常に2m以内。どの会場もアスカコスで登場だったんじゃないかと思います。

2. ネタ=昔話「赤ずきんちゃん」

基本的には桃太郎、浦島太郎(浦島のはつぼみ開花宣言で1回だけみたのですが他でもやってるのかな?)につづいて同様のフリップ紙芝居ですね。桃太郎とのかぶりネタが多く(初号機シルエットで実はシンジとか、綾波が犬で特攻とか)、評価は厳しいかも。京橋では2枚いっぺんにめくってしまってひとつネタ飛ばしちゃってました。以外と臨機応変に話を変えてましたけど。名古屋では非常にスムースにやってましたね。やっぱり練習と本番を繰り返す中でネタがこなれていってるのがよくわかります。

3. VTR=CMの仕事を増やしていきたい

いろんなきれいどころの女性タレントが主演しているテレビCMを自分もやりたいってやつですね。かむんとにゃんにゃん♪、のやつで都こんぶのやつはウケましたw.

4. ネタ=結婚相談所

前回の「離婚後のしずかちゃん」と「ゲーム世界の迷子案内ウグイス嬢」をまぜたネタ。ピーチ姫が結婚相手を探しているというネタ。さまざまなゲームキャラとうまくいかないとぼやくわけですが、他のネタ同様、ネタが長いっ!。基本的に同じ流れで話が進んでいくのでだんだんしんどくなるのがつらい。ピンネタのしんどさでしょうか。最後のオチ(カンオケw)はそれなりに笑いましたw。

5. VTR=ブログ旅改善案

MBSに素早希ちゃんが乗り込んで、ブログ旅のルール変更を提案しまくるネタw。ロケみつをよく見ている人にとっては素直に楽しめる良ネタだろうとおもいます。しかし、舌をだすたび10000円とか、ゴールをNGK前にしちゃうとか、無謀すぎw。むしろ、サイコロで別のことをやって、やっぱり1がでてハマるって趣向のほうが面白い気がします。ブログ旅では早希ちゃんは凹まされてなんぼです(鬼っ!)。

6. ネタ=アスカ電器

このネタは実に苦しい。昨年の学園祭シリーズを桃太郎で乗り切ったwのちに編み出され各地の営業にフル回転したあのレンタル屋さんの電器屋さんバージョン。ムリからにむちゃな製品を売りつけるツンしかない店員アスカ。レンタル屋ではエプロンのポッケから出てくるのはDVDはでしたが、今回はっぴの内ぽっけ(ちゃんとつくりこんであるw)からでてくるのは電卓。しかしやってることは基本的にレンタル屋と同じなので、営業用としてはありでも目が肥えている単独内ではきつかったか。

7. VTR=マナティス(まな板を使ったピラティス)

私的に今回最大の一発受けVネタwww。初見時、まじで死ぬかとおもいましたww。NHKのプロフェッショナル・仕事の流儀、のパロディなんですが(BGMもスガシカオ)、
よーするに倫子disり!!!www
これはきましたw。まさかピラティスをいじってくるとは!しかもこれがあやしいw。ものすごくあやしい人物になっています。早希ちゃんがなんかのキャラをやると、大概の場合金にゲスくなるんですが、こいつもご多分にもれず。

途中に名言ぽい台詞が出るたびに本家同様のテロップがでるわけですが、


早希「One for マナティス。All for マナティス

ジャイアンかっ!!!www

ほんとうはone for all, all for one (一人はみんなのために。みんなは一人のために)という、三銃士にでてくる名台詞ですが、ひどい使われ方をしていますw。

後半、まな板を受講者各自がさらに別の何人かに勧めていくことを強行に主張する、いわゆるマルチ商法まがいにつきすすんでいくんですがw,

ネットワーク時代の新ビジネスかっ!!

前回単独でサキプラスを見た人たちはきっと一斉に心のなかでツッコんだに違いない!。私は声出してつっこみましたw。このくだり、実は京橋だけだったようで、すくなくとも名古屋でみたときはカットされていました。V自体が短くなっているのです。これはあとで出てくる歌のお姉さんのネタとモロかぶりなので、その事自体構成のミスだとおもったので、京橋直後のツイキャスでもかなり批判したんですが、そのあたりも当然作家さんたちはきづいてたでしょうから、意識して修正したのかもしれません。

しかし西中島南子ってwww。地下鉄御堂筋線で北大阪を移動する人にはおなじみの西中島南方ですが、なんでこれをパロったんでしょうね?そこはいまいちわかりませんでしたけど。

ゲストコーナー

8. ゲストトーク(京橋編)

京橋のゲストは宇都宮まきちゃんでした。ほとんどdisり合いコーナーww。まきちゃん出てくるなり、直前のVに対するdisり開始ww。西中島南子がオチで男子トイレからでてきたところをつかまえて


まき「あれ、どういうことなん?」

説明さすなww。まあようするにオカマだったということで←。


まき「ロケみつのスタジオ収録、めっちゃ力はいってるからおわったらもうふらふらになるー」
早希「あれで??」
まき「早希ちゃんのロケ以上かも

じゃあロケやってもらいましょう、ということで。早希ちゃんがMBSに乗り込んで、まきちゃんのためのロケ企画を提案してくると。2つネタを考えてきた早希ちゃん。まきちゃんにどっちかえらべと。


まき「選択肢たった2つ?」
早希「私もね、いそがしいんですよ

disり合い続きますw。

Cat Eat Fish 自力海鮮ネコ食わせブログ旅

まきちゃんがサザエさんのかっこして、カツオ、ワカメ、タラ、マス、イクラ、タイ、ノリ、サザエなどなどを自分で釣って、さらにそれをネコに食わせて、逃げるネコを追いかけて捕まえるとゴール。


まき「どこまで逃げていいのか?」
早希「3kmいや15km」

裸足でおいかけないといけない(歌の歌詞)。


まき「それなんのためにやるの?」
早希「いままでのブログ旅で意味があるものなんてありましたかっ?!

wwww。

早希「いまだに意味分からんで旅してるっちゅーの私」

そらそうだなwww。理不尽なルールとゴールのゴリ押しw。ブログ旅の真髄。


まき「わたし猫アレルギーやからね、無理」
早希「そんなこというたら鰻さんも犬キライでもやってましたよ

101匹ワンちゃんブログ旅w

まき「あれはただの好き嫌いでしょ!」

!!!。

金太郎ブログ旅

なにかの企画のパロディ?まえかけは金太郎。ほか全裸。尻まるだしで熊にのる。


まき「クマにのれるか??」
早希「相撲して勝ってるから既に言うことを聞く」
まき「イミフ!」

結局まきちゃんに二者択一してもらうことに。なやんでネコ食わせ旅をえらぶ。これもってMBSいってくると早希ちゃん。

ここまででゲストコーナー終了。あんがい淡々と進んだ感じですね。シナリオ通りというか。意外と短かかった印象です。まきちゃんは最後EDに登場してオチをつけてくれました。

8.ゲストトーク(名古屋編)

名古屋のゲストは天津・向さんでした。こちらは向さんのためのダイエット法の提案ということで、4つほどの無茶なダイエット法を早希ちゃんが提案してました。中身をほとんどわすれてしまっていますが、女の人に体型を罵倒されつづけることで精神的に追い込まれて痩せるww、とかそれってマジいじめやんという話ばかり。しかし早希ちゃんは実にうれしそうでしたw。向さんをいじめてみせるのにすっかり生きがいを感じているようにもみえますw。じっさいウケてましたし。

そうそう。いろいろ物議を醸したキャベツの件。

作家の森さんのツイートです。森さんは今回のイベントの総合演出をしているようで、構成全体に対する責任者のような方なんでしょうか。しかしこの方、前回の単独@名古屋でもとうもろこしをもってこいと、同様のツイートをとばしておきながら実際にはなんのいじりもなかったという前科もちでありまして。私も含め、まわりでは今回のツイートも釣りではないのか?という観測が多く、キャベツを持ち込んでいきませんでした。私はiPad2をもっていたので、事前にキャベツの画像は表示できるようにしてましたけど。

実際、ゲストコーナーではなんとキャベツいじりはありました!。とってつけたようにキャベツダイエット、とか早希ちゃんがいいだして、フリップもこいつだけ手書きのいいかげんなものでしたw.早希ちゃん自身も


早希「これは、今朝急に思いついた方法で、手書きで急遽かいたんですけれども」

というエクスキューズ。森さんが急遽ねじこんだんですかね。

で。早希ちゃんは会場をいじろうと必死に見回してキャベツを探してたんですが、
なんとだれももってこず不発!!
結局そのままスルーされてしまいました。私のiPadはみえなかったのかもしれませんけどw。もしキャベツがあればそのまま舞台に投げ込んで、向さんに全部もってってもらえばオチとしてはうまく機能したんでしょうが、残念ながら失敗。つくづく惜しいことをしたものです。

【追記】

前回の名古屋単独のゲストは破壊神エリちゃんでした。名古屋のレポをみるとわかりますが、このときはエリちゃんの暴走を誰もとめることができず、えらい長いゲストコーナーとなって全体の公演自体も3時間超という長丁場になったようでした。もしとうもろこしをいじるのであればゲストコーナーしかなかったでしょうから、ここでほんとうは予定されていたとうもろこしイジリがエリちゃんのために巻きがはいり、現場の判断でカットした、という可能性もあります。

そのあたりの背景などは当の森さんからのフォローはその後一切ないので誰にも分かりません。投げっぱなしということなのか、イベントは客の目の前に出たものがすべて、というポリシーなのか、想像する以外にないのですが、しかけたのであればやはりフォローはしておくべきでしたね。そのほうが今回のキャベツも生きただろうとおもいますが。次回以降同様のしかけがあったときには両睨みでいかないといけないかもしれません。

セットリスト後半

9. VTR=稲垣早希の部屋紹介

これは早希ちゃんのマンションの部屋を早希ちゃん自身が紹介するV企画なんですが、ちらっとちらっと写ってはいけないものが映り込むらしく必死に隠す早希ちゃん。歯ブラシとコップが二つあったり、男物のパンツがほしてあったり、男性雑誌がころがっていたり。で、隠しきれなくなって、実は外国人(リー5世)の旦那がいて、みつこという連れ子までいるという、暴露ネタ。

最後のほうはもう悪乗りで、マンションの名前や位置、最寄り駅からの行き方まで図解するというひどいもので(もちろん早希ちゃんのホントの部屋の場所ではありません)、話によるとこのVで紹介されたマンションの名前や場所は実在のものらしい、ということです(私自身は未確認ですので噂ですけれども)。V自体も非常にだらだらと長く、みていてめっちゃつらかったこのV。なんと京橋で流れたあと、広島以降の公演ではばっさりとカットされたそうです。名古屋もありませんでした。これはなくして正解だとおもいます。Vはないけどエンドロールにはリー5世の名前があったあたりがアレですが(実際協力してもらってるので名前は遺すべきですけどね)。

このVは見てない人一度はみたいと思うと思いますが、一度みたらもういいですw。5分にまとめてうまくテレビ局なんかのディレクターに頼んで映像編集してもらったらもっとよくなるんじゃないでしょうか。

10. ネタ=シンジの漫談

シンジコスで漫談をするという試み。前回単独のVで、アスカとレイとシンジを一人3役で合成して漫才をするっていうネタがありましたが、あれはよくできてました。そのシンジをとりだして一人漫談にしたものです。これはよかったです!!。漫談としてかなり笑えました。

もちろんエヴァのシンジというキャラを知っていることが前提ではありますが、近頃劣化著しいwアスカのモノマネと違って、ちゃんとシンジに似てます!。そして、字では書きにくいですが、一人ボケツッコミもテンポよくきまるので楽しめました。今回の単独中ほぼ唯一のオアシスといってよかったんじゃないでしょうか。次回もまた見てみたいネタですね。YTVのキャラもんでやってる浅倉南もたぶんネタとしてはつかえるかもしれません。モノマネ漫談の幅が広がるのはとてもうれしいなと思います。

11. VTR=エヴァ完全大阪化計画

これは個人的には結構笑いました。大阪弁化というのは昔からあるネタなのですが、エヴァのははじめてみたので。でもニコ動とかに元ネタがあるらしいですね。それを知ってる人はもうパクリパクリと非難轟々。さもありなん。でもおもしろいのは鉄板だからこそかとおもいます。おそらく大阪以外ではもっとうけたのではないでしょうか。じゃりン子チエがフィーチャーされてたのはツボでしたねw。

がっき〜さんがカヲルくん他の声をやってたんですが、結構似てましたw。

12. ネタ=アスカ塾

一応現役大学生この年齢ですでに大学卒であるアスカが塾講師をするというネタ。フリップネタでした。これも案外営業用に使えるネタかも知れません。単独のてんこ盛りの中に入れるとちょっと奥へひっこんでしまった感もあり。個人的にはおもしろかったですけど。ちょっと長いのが問題か5分ネタなんですよ。10分ひっぱるのはきつい。

しかし、途中でてきた漢字の読み方ネタ!。早希ちゃんのくせに無謀な自虐ネタをやってくれますなw.こういうのがありました。


女女女:パフューむ
男女男:ドリカむ
男男男:ガンダむ

男男男はTM(てぃーえむ)にきまってるだろっ!!!!!
ぜいぜい…。ここだけは引けないのでね。もういいたくていいたくて品川終わるまでずっと我慢してたのやっといえたわw。

13. サキプラス+

でた。今回最大の欝パート…。これは暴走ですね。前回もあったラブプラスのパロディ、サキプラス。早希ちゃんがセーラーっぽい制服に身を包み、ポニーテールでかわいく振舞うゲーム仕立てのV。前回はマルチ商法ネットワーク時代の新ビジネスでプレイヤーを徹底的にしがんだあと刑務所にほうりこんでしまう黒早希全開ネタでしたが、今回はグロ。バイオハザードネタといったらいいのか。早希ちゃんがどんどん獣のように生肉を食い散らかすように変貌していき、最後にはカニバリズムよろしく人肉捕食までエスカレート。プレイヤーもやばいとみて機関銃で銃撃しますが


早希「んふ♡効かないよ〜♪」

とかいわれて全然死にませんw。最後に食われてしまってgame over。

これが、キモイ、きしょい。いっしょにいったうちの子供はこのころには爆睡モードだったので怖い映像を一切見ないですんだので助かったのですが、あれもしみてたらたぶん夜泣きしてひどかったとおもいます。

まあそれはともかく、ネタとしても最初の段階で化学工場のそばとか犬に噛まれるとか伏線があるので、だれでもあー、これは最後は化物になるなー、とピンときたはずです。肉食についてもこののりなら人肉食いくなあーとか思ってるところに、何のひねりもなくストレートに映像化しただけなので正直笑えない…。会場ドン引きです。ときどき聞こえるふふふという引き笑い…。これはヤバい領域にふみこんでしまいましたね。EDでうつってた血だらけメイク中の早希ちゃんはそれなりに可愛かったりもしたのですが、本編はマジきついです。

京橋ではパパエル、ママエルも来られてて、私なんどもロビーですれ違いましたけど、あのVをみてどう思われたのか、ひじょーに気になりますわ。まあネタなんですけどね。複雑な心境やったとおもいますね。

14. ネタ=お姉さんと一緒

おかあさんといっしょのように、子供番組の歌のおねえさんに扮していろいろと黒いネタを展開する話。これまたマルチまがい商法…。歌と踊りが多く出てくるのは好感もてましたし、単調にならずにすんだのでよかったかもしれません。マナティスのVとネタがかぶっていたわけですが、広島行こうではマナティスを一部カットすることでかぶりを解消したもようです。

このネタ、こないだ開花宣言でつぼみのタッキーが同じようなやつをやったんですよね。そっちが頭にあったので後輩のネタとるなよwとかついおもってしまったんですが、まあ歌のお姉さんネタはよくあるものですからね。たまたまかぶっただけですけれども。

15. エンディング

まきちゃんサザエさんのコスプレで登場しました。ネコは紙にかいた絵ww。もちろん裸足。


まき「いま、江坂までおいかけて捕まえてきた」

もうゴールしたからおわりでいい、ということらしいが、早希ちゃんはかまわずMBSに企画持ち込みするらしい。

最後二人で礼しながら幕がしまるその瞬間に、持ってた買い物かごで礼をしてる早希ちゃんの後頭部をどついて蹴りいれるまきちゃんwwwー>そのまま幕が閉まって終演となりました。

この最後のまきちゃんによるサザエさんコスの写真は、名古屋でみたときにエンディングVに登場してました。もちろん初回の京橋の時にははいってなかったですから、広島以降で採用されたんですね。そのわりに名古屋編では広島のゲストである八光さんの写真はなかったですから、なんでまきちゃんだけ入ったのかよくわかりません。気まぐれかもしれませんけど。

全体を通しての感想その他

今回の単独はネタ個別に見ても全体を通しても、少し厳しめの見方が多かったのではないでしょうか。明らかに初回京橋には準備不足の状態でとびこんでしまっています。むしろ京橋はプロトタイプというか、パイロットバージョンという感じで、3時間半という長丁場になってしまい、個々のネタもかなり単調でテンポ悪く間延びしていたので、すこし見ていてしんどいなあと思ったことが続きました。名古屋でみたときはかなりテンポは改善していましたので、やはりこなれてくるとよくなってくるのだな、ということが再確認できたと思います。

しかし、京橋がパイロットになったことによって、他の3公演では見られなかったVとネタがまるまる2本でてしまいました。マナティスも途中カットされ短縮されています。これはチケットを売る前に早希ちゃんみずから告知していた、全公演内容は同じ(ゲストを除く)という前提に反してしまっていて、どれか一つをえらんでいく、ということが今後徹底するかどうかは疑問かもしれません。

そもそも私は堂々と宣言して2公演にいきました(京橋と名古屋)。プレミアム先行でもチケットが取れない可能性が高い以上(京橋はプレミア落選したが、一般で難なくとれた。なぜ?)万一を考えて2箇所取りに行くのは当然です。結果として2公演以上のチケットを入手できてしまうケースも多々あり得るわけですが、ひとつも見れないよりはマシなのでそうなるわけです。このあたりはきちんと全体で抽選してどれかひとつは当たるように手配するとかやりようはいくらでもあるし、実際有名アーティストのライブでは普通に行われていることです。このへんをよしもとはきちんとやるべきでしょうね。詳しくは番頭さん@のエントリ2011年06月26日のブログ|毒風呂でも指摘されていますので是非お読みください。

そして、今後の早希ちゃんの芸人としてのあり方の問題ですが、現状を維持すること自体はそれほど大変でもないかもしれません。充分な固定客を抱えている現状としては、作家さんを動員してイベント自体に投資してクオリティを維持することはできているとおもいます。ただ、これ以上の高みを目指してすすんでいくのにはどうなのか、というと、やはりピンとしてはなかなか難しい面も色々見えてきている、というのが公平な見方ではないでしょうか。

そこへいくとやはり向さんとのコラボ企画であるGTTFには嫌が上でも期待がたかまります。向さんとのコンビネーションは名古屋でもまた実証されましたし、なにより早希ちゃん自身が非常に楽しそうに、充実してお笑いに立ち向かっているなあという雰囲気がよく伝わってくるのです。本人がやっていて楽しくなかったら見ている方もなかなかのめりこめないでしょうし、ファンとしては早希ちゃんがのってやっているのを見るのはとても嬉しいことです。次回単独はしばらく先でもよいでしょうから、いまは向さんとのコンビをなんとかうまく立ち上げて、シリーズ化してやっていってほしいなあと思っています。それが早希ちゃん自身の芸幅をひろげることにも必ず役に立つでしょう。

今回はいろいろと考えることの多いイベントになったなあという印象でした。