gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

google insights for searchでトレンドを眺めてみた。

ひさびさの検証シリーズです。

google検索にはさまざまな機能がありますが、そのなかに「トレンド」というのがあります。これは、入力したキーワードがその時々でどのような頻度で検索されたかの時系列を表示できるというスグレモノの機能です。いろいろ調べていると、こいつのさらに拡張された機能として、google insights for searchというのがあったので、ためしてみました。

入力するキーワードは複数与えることができ、同時に表示して比較することができます。トレンドとちがってinsights for searchでは特定の時期範囲を指定することができます。やってみた結果がこちらです。

キーワードは「稲垣早希」(青)と「ロケみつ」(赤)です。両者のトレンドはかなりの相関を持っていることがわかります。やはりロケみつ次第なのかなということが、少なくとも過去の系列を見るかぎりいえてますね。毎年1月先頭でするどいピークがでますが、これはもちろんいうまでもなく、年末年始のロケみつブログ旅一挙放送の影響ですね。2009-10年の年末年始にはじまって今年で3回目になりましたが、トップピークはしょっぱなの09-10年のときに叩き出しています。このときは関西縦断から四国一周までを一挙に放送したのでした。翌年西日本編の放送のときはほぼその半分の値に下がり、今年にいたってはさらに半分、トップピークの1/4まで下がったことが見て取れます。それどころか、昨年まではつねに「稲垣早希」の検索頻度が「ロケみつ」の頻度を上回っていたのが、昨年末からはこれがはじめて逆転したことがわかります。これをどう理解するかは意見の分かれるところだと思います。知名度が一定のレベルに達したために、名前で引く人がへり、むしろ妙な番組がある、ということで番組名で検索する人が増えたのか。

ここで、昨年の9月以降の推移を拡大表示してみます。

こうなります。9月15日はロケみつ史上非常に大きな出来事の起きた日です。そうです。小さい咲紀ちゃんの当たれ!ラッキーお菓子!テク・テク・モグ・モグブログ旅が始まった日です。このあたりから潮目が変わってきた感じがします。「古和咲紀」自体の検索実績は非常に小さく、ほとんどグラフ上にでてこないレベルですが、これまでの長期低落傾向に歯止めがかかって「ロケみつ」自体の検索が安定しているのは、小さい咲紀ちゃん効果は大きいのではないでしょうか。実際2月3月のあたりで「稲垣早希」と「ロケみつ」の頻度数はデッドヒート状態ですが、「ロケみつ」が上まわった週は実にテクモグ放映の週なのです。スパロウの回で逆転され、テクモグで再逆転しています。わかりやすいですね。おそらく番組を見ていた人が、OAコメントをしようと検索して番組ブログを探してくれているのでしょう。

この2月、3月にはエヴァの1日店長(これは大きな反響があった)や、単独DVD発売記念のイベントが多数ということで、長期の低落が止まっています。4月以降これがどういう形になっていくのか、一時的な反発で終わるのか盛り返すのか、しばらく後に再度チェックしてみたいと思います。

【3/14追記】
google insight for searchはなかなかすぐれもので、日本国内の地理的なばらつきも時系列で表示できたりします。

キーワードは「稲垣早希」。やはり関西強力。なぜか和歌山がもっとも強い。これが「ロケみつ」だと徳島が一番強いのですが、なぜでしょうねえ。これをみるとやはりロケみつ放送圏内のマップとキレイに重なります。と同時に東北では全く知名度がないこともわかりますね。東北縦断ブログ旅をもしやっていれば相当過酷に盛り上がっただろうことが予想されます。震災のためにいまとなってはむずかしいですが。

日本地図の下にあるview change over timeをクリックすると、再生ボタンがでてきて、時系列的な変化をみることができます。
Google トレンド