gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

朝ダダ

第1回朝までダダ漏れ討論会ーどうなるこれからのジャーナリズムーを視聴。Ustreamとニコ生で中継していたようだが、ニコ生の画質は耐え難いので、Ustで視聴。こっちは音もクリアだし絵も綺麗なのだが、時々落ちるのがたまにキズ。第1部の2時間では最後の瞬間に初めて落ちて、復活したら休憩モードにはいってたというw。第2部はかなりおちまくった。スタッフによればアップロード側の問題ではなく、streamサーバ側の問題らしい。このあたりはもう少し改善の余地があるかと思うが,無料でこれができているのだから、こんなものだろうという気もする。

無料とはいえ、実際に集まったメンツがなかなかに濃く、田原総一朗上杉隆津田大介河野太郎山口一臣神保哲生、他(すいません私知らない人だったので。よく発言されてましたが)+そらのさん。小沢検察問題、記者クラブ問題、ジャーナリズム論とまず地上波では扱えないネタについてみなしゃべるしゃべる。なかなかに濃かった。たぶんこれは永久保存版だろうとおもう。

TwitterのTLはものすごい勢いで流れているので、いちおう参加者に見えるようにスクリーンに投影されていたのだが、まず見えなかったとおもう。Ustで5000人以上、ニコ生でもそれ以上の数アクセスがあったらしいいので1万人以上がみていたことになるだろう。第1回だけにすごい勢いであった。ネタがネタだけに盛り上がったという面もあるので、二回目以降があったとしてどれほど盛り上がるかは未知数だがそれだけにこの第1回は貴重である。

Twitterからの発言はそらのさんがひろっていたが、第1部司会の田原氏はそらのさんにかなりtwitter側のコメントを聞いていた。第2部では司会が津田氏になったため、彼は自分でTLを見て的確に話題を放り込んでいったのでそらのさんが出るタイミングはかなり減っていた。ただ映像としてはしょっちゅうワイプインしていて、一部試聴者はそれでも盛り上がっていた。神保さんなどは最後自分でカメラもってそらのさんをキャプチャ。

そらのさんはTLからのtweetのセレクトに苦労して発言を見失ったりしていたから、そらの専用tweet抜き出し保存アプリを誰かつくったらいいんだが。togetterみたいな感じの。

後半アマチュアジャーナリズムというのは勃興するか、という話があった。たぶんダダ漏れみたいな感じで出てくるんじゃないかと思う。もちろんやってみた、というのがたくさんでて、そこから本物がでてくるかどうかはわからないけど、漫画だって小説だって草の根からでてくるんだし、ジャーナリストってのもアーティストとかアスリートと同じカテゴリの人種だろうというのが私の感覚。だから、やる奴はやらずにはいられない、やめろといわれてもやってしまう、そういうエンジンのある奴がでてきてやっちゃうんだろうとおもう。

「速く走る奴には速く走らなきゃならないだけの理由があるのさ。」

とは六田登の「F」に出てくるセリフだけど、これが当てはまるんじゃないのかな。

あとはこれをどうビジネスとして動かしていくか、神保さんのビデオニュース運営の苦労話とかがあったけど、ここが難しい。これはジャーナリズムだけじゃなくて、あまりにもfine tuneされた社会インフラを壊さないといけないところがあるので、新しい起業のあり方という意味でも奥が深いとおもう。

なかなかにおもしろかった。