gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

8/2のロケみつ:親玉引退!!ブログ旅がついに壊れてしまいました。

2週にわたってひっぱりまくったロケみつ重大発表。旅ブログの予告からすれば一月半引っ張ったわけですが、ついにその内容がOAされました。

親玉D旅を引退!

親玉自ら早希ちゃんならびに視聴者にむけて淡々と宣言しました。引退、という表現からすれば不退転、という意味合いかと思います。これでしれっと戻ってきたらそれこそ茶番ですから。

当ブログでは過去3回のエントリにわたって色々予想をしてきたわけですが、

親玉引退の線は無理筋と考えて来ました。以前にも書きましたが、ロケみつブログ旅とは、親玉Dのムチャぶりに対して心折れそうになりながらも真摯に必死に取り組む早希ちゃんを、なんとしても応援し支えようとする視聴者のシンパシー(共感)、これこそがその人気の本質であります。親玉Dは番組(ロケみつゼーレ)を体現する人格であり、彼を我々視聴者の敵と認知することで早希ちゃんと視聴者はコメを通じて連帯できるのであって、西日本横断中盤以後それが(キャラとして)増長する早希ちゃんへの懲らしめムードの盛り上がりとともに親玉(の番組制作に対する熱情)への同情に転化する形に推移したものの、いずれにしても親玉Dこそが依然としてこの番組のキーパーソンであり要であったことは、このようにつらつらと説明するまでもなく視聴者には自明のことだったと思うわけです。

それを(本人が望んだのか会社としての指令なのかわかりませんが)こういう形で降ろす、というのはブログ旅の根幹が破壊された、すなわち終焉を意味します。これ以上続ける価値が何処にあるのか。MBSは「DVDの販売に決まっている」というのかもしれませんが、そうであれば浅はかと言わざるを得ません。販促番組が面白くない以上なぜDVDが売れようものか。むしろDVD購買を支えていた古参のファンがいち早く離れていく可能性が高いわけです。シリーズ物のDVDを途中で買いはじめるひとなど稀なのですから。7巻連続初回購入特典が終わったらプツンといく人は多かろうと想像されます。

親玉の後任が誰になるのか、ちらっと予告に映ってはいましたがいまだ判然としません。仮に誰がなるにせよ、オリジナル親玉のように無茶がいえるのかどうか、甚だ疑問だといえます。親玉の「無慈悲な権力」の源泉は、最初にこの企画を立案し実行した立役者だからこそであって、仮に同行したスタッフや別のディレクターが新たに登場したとしても、ほぼ5年にわたって旅を続けてきた主人公である早希ちゃんに上から指示できようはずがないのです。無理にそれをしても画面からは浮き上がり、視聴者からはただの理不尽な暴君にしか見えないでしょう。親玉はただの暴君ではないのです。

はじめは憎き敵であり、長きにわたる戦いを繰り広げる中でいつしかその力に敵ながら頼もしさすら感じるようになった、さながらジャンプ漫画における強敵(とも)のような存在、それが親玉なのです。それに取って代われる人物がはたしているのであろうかと。我々にすでに認知されているスタッフはせいぜいヒゲメガネD程度です。彼は当初より早希ちゃんの味方であり、それが原因で現場を外されたというキャラ設定がなされたほどの人物です。親玉のかわりができるとは視聴者視点からいって思えません。可能性があるとすれば、完全なる新キャラを登場させる以外にありません。

まかり間違ってすさまじいキャラが登場して盛り返す可能性が0だとはいえませんが、かなり苦しいところでしょう。あえてここまでして親玉を外す必然性がどこにあったのか。ご本人が辞めさせてくれ、といったとすれば辻褄もあうのですが。たとえば企画の度重なる終了提案を局側に聞いてもらえずついに外してくれと申し出たとかがありうるのか(しかしサラリーマンが上の決定に逆らうのはかなりの覚悟です)。このへんの事情はしばらくは明かされないでしょうが、これまでのように番組を見続けることはなかなかに難しい意識の転換を必要とする気がします。

来週のOAコメ数、コメ内容はどういうものになるのか、気になるところです。