gavangavanの日記

書きたいことを書いております。

うーん。不用意な記事やなあと思います。

さきほどのブログナイフ。

え!?
京橋花月
つ、
つ、
つぶぶぶぶ…
(゜ロ゜)
知らなんだ。
ショックで寝れないよ!!

桜 稲垣早希のブログナイフ: まじですか!?

はいはい。今朝からそのニュースでツイッターのTLは持ちきりでした。これですね。

吉本興業が直営劇場「京橋花月」(大阪市都島区)を今年11月末をめどに閉館させる方針であることが12日、分かった。観客の減少が原因とみられる。2008年11月のオープン以来、わずか3年で幕を閉じることになった。

吉本関係者によると、劇場が入居するビルを所有する京阪電鉄との賃貸契約が11月にも切れるが、更新しない方針を決めたという。

京橋花月は京阪、JR京橋駅西側にあるビルの5階にオープン。客席は500。年間30万人の来場者を目標に、若手による新喜劇やイベントなどを行ってきたが、平日の昼間は空席が目立つなど苦戦。興行を細かく分割し、安い入場料で見られるなどの改善策を試みたが客足は鈍く、厳しい経営がしいられていた。

今後は、15日に本格オープンする「祇園花月」(京都市東山区)などに、出演者や番組を割り振るとみられる。同様に観客減を理由に「品川よしもとプリンスシアター」(東京都港区)も今秋閉館する方針という。

吉本興業では「現時点でそうした決定はしていません」と話している。

ページが見つかりません - MSN産経ニュース

公式には否定されているわけですね。

京橋花月公式(@)のツイート。

やはり否定しています。この時点でよしもと所属の芸人さん、それも渦中の京橋花月の看板芸人たる早希ちゃんがこれはちと不用意なエントリを書いちゃったものです。いつもならこういう天然系の失敗談は格好のツッコミネタとしていじらせていただくところなのですが、今回はちと問題がシリアスすぎてそういう気分にもなれません。

京橋花月がヤバい、というのは何回か現地に足を運んだ人なら誰でも実感していたことだと思います。昨年、ワンコインライブや1hライブがはじまったときにも、最初は早希ちゃんが出演する回ですら観客10人前後とかありました。思い切りA列どまんなかで見たりできましたけど。芸人さんもこれもお客さんも舞台あがってもらって一緒にやったほうがええんちがうか?と自虐ネタにするくらいでした。もともとそういう危機感の中でワンコインとか1hという改革が行われ、それもうまくいかなくてネタコレ、ネタコレプラス、とリニューアルがあいついで今に至るわけです。

その過程で、例外的に早希ちゃんのイベントセンパイとしゃべろうは好評で、一時は即完という状態もあったくらいです。その後センパイとあそぼうに拡大されて現在も公演は月1で続いています。観客動員は昨日の回(ゲスト:はりけ〜んず)で約半分くらいの入り。この回は前田さんのオタトークがめっちゃ面白く、そこに絡む新井さんのイジリもとても熟練の芸で、非常に楽しめましたが、それでこれです。USTのせい、という意見もありますが、前々回からUST中継をやめていても観客は確実に減りつつあります。昨日はOPトークで早希ちゃんがリピータがどのくらいいるか、という質問を会場にしたのですが、なんとほぼ100%リピータ!!!。

さくラーしかきてないやんけ!

来る人しかこないコアイベントと化しているわけです。ロケみつ人気でもう少し一般客の動員があってもいいもんですが。ぷいぷいとか、せやねん!などでの出演時にイベント告知などして動員すればいいものをDVDの告知しかしてませんからね、そらまさか早希ちゃんが京橋で月1イベントやってるなんてことは一般視聴者はまったくしらないわけです。マーケティングの不作為もここまでくるとひどいものだと私などは率直に思います。

その一方で京橋花月のスタッフ・作家さんなどもあの手この手で動員を増やそうといろいろなことをしかけてきていたのですが、最近では公式ツイッターでも呼びかけが悲壮感を帯びてきていました。なんでもいいからアイデアを募集、というようなテイスト。危機感は最高潮になっていたところに、まさに自虐の極みである次のイベントの告知がきてました。

「緊急企画!よしもと徹底討論会!テーマ『危機 京橋花月』」

日時:2011年8月25日(木) 19:00開場 19:30開演
会場:大阪・京橋花月
料金:前売2300円 当日2500円
出演者:メッセンジャー黒田 / 矢野・兵動・矢野 / 川畑泰史 / シャンプーハット / 笑い飯・西田 / 土肥ポン太 / テンダラー / ミサイルマン / ギャロップ / ほか

昨日一般発売でした。おもしろそうなのでw私もいきますが、その発売直後に今朝のすっぱ抜きですよ。これは煽りなのか、スポンサー探しのためのアドバルーンなのか(京橋花月は味の素がスポンサードしている)、はたまた真実のリークなのか。もし真実だとすれば、上のイベントどうなるんでしょうね?すでにチケット買ってしまった客に対してどういう態度で望むのか大変興味があります。おもしろければいい、という面も当然ありますが、すでに閉館が決まってる(?)小屋について討論とかいってもどう笑いにしていいやらこまるでしょう出演陣も。いかにイベント時に客が少なかったかをいいつのってみてももはや自虐にもなりませんから…。

それにしても。

上の早希ちゃんのエントリは、いくら早希ちゃんの天然キャラを考えてみてもやはり問題があります。早希ちゃん自身にまだまだ自覚が足りないのかもしれませんが、あなたはもはや京橋花月随一の看板芸人ですっ!。単なるよしもとの中の人、でもないんですよね。京橋花月といえば早希ちゃん&女タレ、というところもあるのです。無論ギャロップ他、手練の京橋芸人さんはたくさんおられますが、こと動員ということでは早希ちゃんはそれらの方々に匹敵、あるいは凌駕しているわけです。

そういう立場の人間のエントリとしては、ちと配慮をしてもらいたかったなーというのが正直な感想であります。京橋で働いてるスタッフ・関連業務の人々にとっては少なからずショックな思いもあるでしょう。よしもと本社としては、公式に否定しているわけですが、実際閉館は選択肢にはいっているでしょうから、今回のすっぱ抜きがリークによるしかけである可能性も否めないところ、それにしても閉館が既定路線であるかのような記述は現時点では時期尚早というものです。

こういう不用意な記事が上がってしまうのは、やはりマネジメントの緩みがひどいという一点に尽きる気がします。敢えてここでは書きませんが、一昨日のセンパイ日曜のエリまき早希を観に行った人にはなんのことかわかるとおもいます。他にも出演告知のミスが重なったり、事前の宣言に反して単独公演の内容が会場ごとに変わってしまったこと。さらには悪名高きニコ生のトラブル(前回は30分以上配信停止したらしいですね、見てないですけど)。バックヤードの適切なマネジメントワークが機能してないなーという感じで、どうもちぐはぐなことが増えてしまっています。これは必ずしも早希ちゃんの責任ではないのですけどね。

ファン、お客さんとしては、もう少していねいな対応をしてもらわないと、どうもおざなりに、ええかげんに扱われているようで、ますます劇場から足が遠のく遠因となっているように思います。いままであまりネガティブにものごとをとらえたくないなーと思っていたのですが、これは書かずにはいられないなーという気分でした。

明日のGTTF前にあまり書きたくはありませんでしたが、GTTFに寄せる自分の期待の高さもあり、一区切り付ける意味でも一旦まとめておくことにしました。